【相談事例】結婚を考える20代同棲カップルが備えるべきリスクとは?

体力面や健康面の不安がまだ少ない20代。
「老後の備え」や「万一の保障」と聞いてもピンとこないものですよね。一方で、就職・結婚や出産といったライフイベントが身近になるのもこの年代。
「若いから、まだ保険は必要ない」「保険の選び方が分からない」という方も、病気やケガは予期できないので、これからの長い人生をどうやって過ごすか考えるとき、保険は重要なポイントになります。
この記事では、これからさまざまなライフイベントを控える20代の皆さんへ向けて、保険に入る理由やメリット・実際の相談事例・おすすめの保険などをご紹介します。
想像できない未来のことだからこそ、今から自分に合った保険を選ぶ際の参考にしてください。
CONTENTS
20代で保険に加入する必要はあるの?
一般的に、死亡リスクや病気やケガのリスクは年齢とともに高まるため、若いうちは「まだ保険に加入しなくても大丈夫」と考える方も多いはず。ただ、若くても予期せぬ病気やケガの可能性はゼロではありません。入院や通院が必要になれば医療費が発生するだけでなく、療養期間が長引いて働けなくなると収入が減ってしまう可能性もあります。
生命保険文化センターの調査によると、直近の「入院日数」は平均17.7日、「入院時の自己負担費用」は平均19.8万円。半月程度で、20万円近い出費です。大学卒の平均初任給が約21万円(※)と考えると、安くない金額ですね。
※労務行政研究所「2022年度新入社員の初任給調査」より
性別 | 直近の 入院日数(平均) | 直近の入院時の 自己負担費用(平均) |
---|---|---|
男性 | 18.7日 | 19.8万円 |
女性 | 16.8日 | 19.7万円 |
出典元:公益財団法人 生命保険文化センター 令和4年度「生活保障に関する調査」
日本では、病気やケガの療養費を保障する公的医療保険制度があり、病院でかかる診察代や治療費などは最大3割を自己負担することになります。
しかし、入院時の諸費用(差額ベット代・入院雑費等)などは、公的医療保険が適用されないので、入院時の自己負担費用は平均20万円近くかかるというわけです。
では、実際にどのくらいの人が、20代で病気やケガに備える保険に加入しているのでしょうか?
20代の保険加入率
性別 | 加入率 |
---|---|
男性 | 46.4% |
女性 | 57.1% |
出典元:公益財団法人 生命保険文化センター 令和4年度「生活保障に関する調査」
ほぼ半数に近い割合で保険に加入していることが分かりますね。
また、実際に20代の保険加入者が、「病気やケガになった時の医療保障」を主な目的としており、男性は約60%、女性は約63%に上っています。次に、「万一の時のため」と続き、ほとんどの20代が保険に加入する目的として、病気やケガなどに備えるために加入していることがわかります。
20代の保険加入目的
加入目的 | 20代男性 | 20代女性 |
---|---|---|
病気やケガになった 時の医療費のため | 59.6% | 63.4% |
万一の時のため | 15.6% | 14.6% |
出典元:公益財団法人 生命保険文化センター 令和4年度「生活保障に関する調査」
入院が長引いた場合や、得られるはずだった収入の減少を考えると、公的医療保険だけでなく、民間の保険を活用して保障を充実させておくと安心です。
20代から保険に加入するメリットは?
ここからは、20代で保険に加入するメリットについて考えてみましょう。
20代で保険に加入するメリット
- 1. 健康面でのリスクが低いため、保険料が安くなる
- 2. 傷病歴が少なく健康なほど、保険に加入しやすい
- 3. 貯蓄が少なくても、給付金で急な出費に対応できる
1. 健康面でのリスクが低いため、保険料が安くなる
一般的に、生命保険の保険料は、被保険者(保障の対象になる人)の年齢の若い方が割安に設定されています。
保険料はさまざまな計算に基づいて決まりますが、病気・死亡のリスクは年齢を重ねるほど高くなるため、若いうちに入ったほうが安くなるというわけです。
2. 傷病歴が少なく健康なほど、保険に加入しやすい
保険に加入する際には、過去の病歴や現在の健康状態を保険会社に告知する必要があります。保険会社は告知内容をもとに診査を行い、すでに健康状態を損ねてしまっていると、たとえ加入できたとしても「保険料の割増」などの条件がつく場合があります。
まだ病気やケガのリスクが少ない20代は、保険に加入しやすいといえるでしょう。
3. 貯蓄が少なくても、給付金で急な出費に対応できる
前述のように先進医療や入院時の諸費用などは公的医療保険の対象外となります。
そのため、就職したばかりで収入が安定していない20代にとっては、このような費用を捻出するのは困難かもしれません。
民間の保険会社が取り扱う保険に加入していると、入院や手術をしたときに給付金を受け取ることができ、経済的な負担を軽減できます。
病気やケガが原因で働けなくなる可能性も考慮すると、万一の場合に備える保険に加入しておく必要性は高いといえるでしょう。
20代で保険を選ぶ際のポイントは?
ここまで、20代で保険に加入するメリットをお伝えしましたが、一方で、保険料を払い続けられなければ本末転倒です。そこで、20代で保険を選ぶ際に意識しておきたいポイントをご紹介します。
1. 加入目的を明確に!
「自分が働けなくなった場合の生活費を補いたい」「がん家系なので不安」など、自分が何に備えておきたいのかを明確にしておくと、迷わずに済みますね。
独身の場合、扶養家族がいなければ死亡保障の必要性は低くなりますので、病気やケガで働けなくなったときのための保障を優先して検討するのがおすすめです。
一方で、結婚されている場合は、家族のことも考えて保険を選ぶ必要があります。
2. ライフステージの変化を見据えて、保障内容はできるだけシンプルに!
多くの保険商品には、さまざまなオプションが用意されていますが、追加するほど保険料が上がってしまうもの。20代はこれからさまざまなライフイベントが待ち構えていますので、今の自分のライフステージを考慮することが大切です。
独身のうちは公的医療保険で賄えない分だけを民間の保険で備え、結婚したら家族の生活を守れるように必要な保障の追加を検討するのがおすすめです。
保険の相談事例 〜結婚を考える20代同棲カップルの場合〜

ここからは実際に、「セブン保険ショップ」へ来店し、保険加入された方の事例をご紹介します。どんなきっかけで加入を検討されたのか、詳しい相談内容など、ぜひ参考にしてみてください。
<ご相談者さま(Aさん)の基本情報>
● 20代男性
● 独身
● 会社員
● 現在、パートナー(Bさん)と同棲中
1. きっかけはパートナーの保険加入
20代のAさんは、現在、パートナーBさんと同棲中。病院で働くBさんは、日々多くの症例や患者さんと接するなかで、もしもに備えておきたいと考え、ご自身がコロナウイルスに罹患したことを機に、本格的に保険加入を検討。普段よく買い物で訪れるイトーヨーカドーで目にしていた「セブン保険ショップ」に訪れ、終身医療保険に加入されました。Aさんは、先に加入したBさんにすすめられて、お二人でセブン保険ショップに来店されました。
2. 保険初心者でも分かる基本が知りたい
お二人がセブン保険ショップのスタッフに相談されたのは、以下の内容でした。
<Aさんの保険探しにおける条件・希望>
● 保険の知識が無いため、まずは保険の基本を理解したい
● 金銭的な余裕が少ないため、毎月3,000円程度で加入できる保険が希望
● 治療費の保障や入院時の給付金がある医療保険
そもそも保険について「全く関心がなかった」というAさん。
保険については、「治療や入院の費用が出るもの」としか認識がなく、死亡保険や就業不能保険などさまざまな種類があるとはご存知なかったそうです。また、公的医療保険制度に関しても知識はなかったとのこと。
そこで、まずは公的医療保険と民間の医療保険の違い、生命保険の仕組みや役割、生命保険の種類など、基本的な内容からアドバイスを受けられました。

3. 店舗へ相談した結果 〜Bさんと同じ保険に加入することに〜
セブン保険ショップへ来店する前は、保険について詳しく分からず、どんな保障が必要か具体的な希望はなかったそうです。そこで、Bさんと同じプランであれば安心と思われたようです。
<Bさんが加入した医療保険の概要>
項目 | 内容 |
---|---|
入院日額 | 5,000円 |
入院一時金特約 | 10万円 |
先進医療特約 | 最大2,000万円 |
保険期間 | 終身 |
払込期間 | 終身 |
三大疾病一時金特約 | 30万円 |
三大疾病入院特約 | 日額5,000円 |
がん診断給付金特約 | 70万円 |
月々の保険料 | 約4,500円 |
しかし、Aさんは予算を3,000円と考えていたため、保険料は抑える一方で、「がん家系なのでがん保障はつけたい」と考えられ、以下のプランを設計してもらいました。Bさんの保障内容から三大疾病一時金特約・入院特約を外して保険料を抑え、がんと診断された時点で一時金が給付される特約は残されました。
項目 | 内容 |
---|---|
入院日額 | 5,000円 |
入院一時金特約 | 10万円 |
先進医療特約 | 最大2,000万円 |
保険期間 | 終身 |
払込期間 | 終身 |
がん診断給付金特約 | 70万円 |
月々の保険料 | 約3,000円 |
4. 保険相談をきっかけに二人の将来を考える後押しに
来店の前は、将来について深く考えたことのなかったAさんでしたが、結婚を視野に入れたライフプランに沿って説明を受けるうちに、気持ちに変化が。
現在は未婚のお二人ですが、結婚は保険を検討する良い機会。お互いの価値観や将来への考え方について擦り合わせながら、保険だけでなく、マネープランや家族構成について話し合うきっかけになります。Aさんカップルの場合は、来店をきっかけに「二人のライフプランをきちんと考えたいと思った」と話されていました。
5. 来店型「セブン保険ショップ」を選んだ理由
オンラインでの保険相談やインターネット上での申し込みも主流の昨今。Aさんたちはなぜ来店型の「セブン保険ショップ」に相談されたのでしょうか?
「契約した際の対応がとてもよかったので、セブン保険ショップを選びました」とBさん。さらに、「保険について知らないので、対面で誰かに相談しながら話をしたかったから」とAさんは話されました。
また、店舗があるイトーヨーカドーはご自宅の近所で、お買い物ついでに気軽に立ち寄れる立地だったことも理由の一つでした。
実は、担当したショップスタッフにとって、お二人は自身の子どもと同世代。親のような気持ちで一緒にお二人の将来を考えたそうです。
「まずは自分の子どもに話すように、親しみやすい接客を心がけました。保険の提案は、一度「専門用語が多くて難しい」と思われると、その後のお話がスムーズに進まなくなってしまうことも多いからです。」とスタッフの方のお話でした。
セブン保険ショップでは、初めての方にとっても安心で分かりやすい説明をするために、オリジナルの資料などを使って、「何に備えたいか」「不安に思っていることは何か」など、お客様のご意向を引き出すような接客を心がけています。将来のことなど、漠然としていたものが可視化されるとイメージが沸きやすく、わかりやすいですよね。
20代から備えておきたい!おすすめの保険
就職して一人暮らしを始めたり、結婚や出産を経験したり、何かと変化が多い20代。急な出費にも慌てないためにも、今から備えておきたい保険の種類をご紹介します。
1. 病気やケガで治療が必要になったら|医療保険
20代は就職して間もない時期でもあり、30代に比べると貯蓄額も少ない傾向にあります。
すでに結婚しており、共働きで子どものいない夫婦であれば、どちらかが病気やケガで入院しても、すぐに生活に困ることは少ないかもしれませんが、多額な手術費用が必要になったり、入院や通院が長引いたりすると、家計が圧迫されてしまいます。
そんなときに備えておきたいのが、医療保険。入院や手術の費用だけでなく、通院時にも給付金を受け取れる商品もあります。また、女性の場合、妊娠してからでは医療保険に加入できなくなることもありますので、早めに医療保険を検討するのがおすすめです。
2. 病気やケガで働けなくなったら|就業不能保険
「就業不能保険」は、病気やケガを原因として働けなくなった時、収入が減っても生活に困らないよう、毎月、給付金を受け取れる保険。
社会保険に加入している場合は、一定期間以上、病気やケガで会社を休んだときに支給される傷病手当金がありますが、支給される額は給与の3分の2程度になります。
20代では病気になるリスクは低いですが、環境の変化による精神障害や仕事中・通勤中に何らかの原因でケガをする可能性もあり、療養期間が長引いた場合、または後遺症などですぐに仕事に復帰できない場合などでは、公的保障だけでは日々の生活費を賄うことは現実的にも難しいでしょう。
月々の保険料が支払い可能であれば、ぜひ検討しておきたい保険です。
3. 万一に備えたいなら|死亡保険(死亡保険)
独身で扶養家族がいない場合には死亡保障は必要ないかもしれませんが、すでに結婚している場合は、遺された家族のための保障を準備しておくと安心です。
万一、一家の大黒柱である夫が亡くなってしまったとき、残された家族を経済的にサポートするのが「死亡保険」です。
死亡保険といっても様々な種類がありますが、中でも一生涯保障される「終身保険」や、一定期間保障される「定期保険」などがよく知られている保険です。
死亡リスクが低い20代だからこそ保険料を抑えることができるので、少額の保険料で終身保険に加入し、子どもが生まれたときに保障金額を見直すといった方法も一つです。
まとめ
病気やケガは、誰にでも起こり得るリスク。
保険料が安い20代から加入しておくことで保険料の払い込む総額を抑えることが出来ます。未婚・既婚に関わらず、20代のうちからライフプランを描くことは、将来について具体的に考え、今の自分に必要な保障を見つめ直す良い機会です。
ご自身にとって必要な保障や商品が分からない場合は、保険のプロへの相談がおすすめ!
「セブン保険ショップ」は、関東のアリオ・イトーヨーカドー内に店舗がある、来店型保険ショップです。お客様の現在の環境や収入状況を丁寧にヒアリングし、ライフステージにあわせた最適な保険プランの案内をしてくれます。
忙しい方やまとまった時間の外出が難しい方は、オンラインで相談をすることもできるので、一度オンラインで話してみて、後日店舗でじっくり相談することも可能です。
相談は何度でも無料なので、この機会に保障内容をチェックし、保険の見直しや新規加入を検討してみてはいかがでしょうか?

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